XAMPPのMySQLを動かしてみる。

XAMPPにはMySQLも含まれています。XAMPP1.5には最新のMySQL5がパッケージされています。なのでこれを動かしてみようと思います。


まずはコマンドプロンプトMySQLを操作したいので、MySQLのパスの設定を行うためにWindowsの環境設定を変更します(私の環境はWindows2000です)。

  1. マイコンピュータを右クリック
  2. 詳細タブを選択し、環境変数をクリック
  3. MYSQL_HOMEという設定を新規作成
    • 変数名:MYSQL_HOME
    • 変数値:C:\xampp\mysql
  4. PATHに以下の項目を追加
    • 変数名:PATH
    • 変数値:%MYSQL_HOME%\bin


XAMPPを立ち上げてMySQLを起動。
コマンドプロンプトからMySQLを操作してみる。


バージョンを確認してみる。

shell> \mysql -uroot
mysql> select version();
                        • +
version()
                        • +
5.0.15
                        • +
1 row in set (0.00 sec)


日本語のキャラクタセットを確認してみる。

mysql> show character set where description like '%Japanese%';
<<以下省略>>

Charsetは4種類存在した。




my.iniがC:\WINNT配下に作成されていることを確認。
ちなみにmy.iniに記述されている内容は以下のみ。

[WinMySQLAdmin]
Server=C:/xampp/mysql/bin/mysqld-nt.exe


初期状態で作成されているデータベースの一覧を見てみる。

mysql> show databases;
                                          • +
Database
                                          • +
information_schema
cdcol
mysql
phpmyadmin
test
webauth
                                          • +
6 rows in set (0.00 sec)


初期状態ではrootのパスワードが設定されていないので、忘れないうちに登録しておく

mysql> set password=password('rootのパスワード');
mysql> \q


次回からMySQLにアクセスするためには、ここで登録したパスワードを入力する必要がある。

shell>mysql -uroot -p
Enter password: 


いちいちrootのパスワードを入力するのが面倒な場合は、最初に指定しておくことも可。

shell> mysql -uroot -p


MySQLのrootにパスワードを設定したあと、phpMyAdminの設定も変更する必要がある。(phpMyAdminを使うことができなくなるので)
んで、以下のファイルの

C:\xampp\phpMyAdmin\config.inc.php

以下の場所を修正する。

$cfg['Servers'][$i]['password'] = '<設定したパスワード>';