Open Laszlo
リッチクライアントを構築する上で、有望株となりえることが出来るか?
Flexと似たようなソフトウェアだが、Flexは有償(しかもそれなりのお値段がかかる)でありOpen Laszloはオープンソース。たしかに普及すればFlexを喰ってしまうかも。
Flexってマクロメディアの製品でも、ちとマイナー。でもFlashをつかったリッチクライアントをXML形式で作成できるものである(使ったことは無いが)。
WEBアプリケーションは基本的にユーザビリティが低い。ブラウザ経由で操作するため、いろいろな制約がある。慣れていない人が使用すると、かえって効率を下げてしまう。それらの問題を解決する方法(WEBアプリケーションにおけるユーザビリティの向上)として、最近リッチクライアントという言葉が普及してきた。
ただしリッチクライアントを使ったアプリケーションは多くない。技術的な問題やコスト的な問題があるからだ。いままで使ってこなかった技術を習得する必要もあるし、各ベンダーが提供しているソフトウェアは高額だ。
そんななか注目されているのは古くからあるFlashを使用した方法とEclipse RCP、JSFである。個人的にはFlashが本命かなーと思う。いまからCurlのプラグインがFlashと同じくらいのシェアを獲得するとも思えんし、Eclipse RCPもアプリケーションの配布がちと面倒だし。JSFは使ったことないからわからないけど、Flash以上のこともできなさそうだし・・・。
ただしFlashそのものは複数の人間が使うように作られていない。基本的に一人で、動画を作成するためのソフトウェアである。そこでマクロメディアはFlexという新しいソフトウェアを作成した。
Open LaszloはFlexと似たようなソフトウェアである。しかもオープンソース。ちと興味はある。なのでOpen Laszloのデモサイトに行ってみた。
「レスポンスが悪いな」という感想。アニメーションなんぞいらないからサクサク動いて欲しい。まあデモだからあえてアニメーションをふんだんに使ったのだろうか?
Open Laszloが普及するためには、(デモを見る限り)レスポンスの向上とドキュメントの充実だろう。